雨漏りを予防する3つのメンテナンス!外壁や屋根・窓などのメンテナンス時期は?

雨漏りしやすい箇所mini point

雨漏りが発生すると、壁紙が浮いてきたり、雨水が天井からポタポタと滴り落ちてきたりしますが、それだけではありません。

建物を支える建材に雨水が侵入すると

・家を支える柱が腐る
・ボルトや金属の板にサビが発生
・家の耐久性能が著しく劣化
・白アリなどの害虫被害
・カビなどの健康被害

等が起きてしまいます。

雨漏りは未然に予防することが大切ですね。

雨漏りを予防するには、以下の3か所のメンテナンスがポイントです。

  • 外壁のメンテナンス
  • 屋根のメンテナンス
  • 付属のメンテナンス

今回は、雨漏りを未然に予防する3つのメンテナンス箇所について詳しく解説していきます。

外壁のメンテナンス時期

外壁の種類メンテナンス時期耐用年数
・窯業系サイディング7〜10年30〜40年
・モルタル外壁約10年約30年
・金属サイディング約10年15〜20年
・ALC外壁10〜15年60年以上

外壁は経年劣化による割れや、コーキングの劣化などで雨漏りが発生しやすくなります。

雨漏りは天井から雨水がポタポタと滴り落ちてくるイメージですが、外壁からも雨漏りが発生するので、壁紙が浮いてきたり、シミができるなどの症状が起こります。

現在よく使用される外壁は上記の4種類の外壁ですが、どの外壁の種類でも約10年に1度はメンテナンスが必要になります。

定期的にメンテナンスを行うことで外壁そのものの寿命を伸ばすことができる他に、雨漏りを未然に予防することが可能です。

ポイント

特にALC外壁は軽量で長寿命であることがメリットですが、一方で吸水性の高い素材のため、耐候性が低いというデメリットがあります。

ALC外壁では防水処理がとても重要になるので、定期的にメンテナンスを行うようにしましょう。

屋根のメンテナンス時期

屋根の種類メンテナンス時期耐用年数
・日本瓦原則不要30〜60年
・ガルバリウム鋼板10〜20年20〜40年
・スレート屋根7〜15年10〜35年
・アスファルトシングル10年前後10〜30年

屋根は紫外線や雨風の刺激を直接受ける箇所なので、定期的なメンテナンスが雨漏りの予防につながります。

特に屋根の塗装は外観を美しく保つ以外に、屋根材の劣化を防いで雨漏りを予防できるので、上記の表にあるメンテナンス時期に屋根点検を受けるようにしましょう。
《関連記事》
・屋根塗装の耐用年数
・屋根塗装種類
・屋根塗装の適切な時期

また日本瓦は原則塗装が不要ですが、20〜30年ごとに葺き直しが必要です。

台風や強風などで瓦がズレたり、割れることで雨漏りが起こることがあるので、大きな台風のあとは点検を受けることをおすすめします。
雨漏りの点検は、スーパーホームレスキューへお電話下さい。
フリーダイヤル【0800-300-441】
何度も繰り返す雨漏り

付属箇所のメンテナンス

  • 雨樋
  • ベランダ

上記3つは、付属の中でも特に雨漏りが発生しやすい箇所なので、外壁や屋根のメンテナンスと同じく、定期的なメンテナンスが必要になります。

雨樋

雨樋に落ち葉などごみが溜まることで詰まってしまい、雨水を排水できなくなります。

排水できなくなった雨水は外壁に侵入するようになり、雨漏りが発生するため、梅雨時期や大雨・台風前には雨樋の掃除をすることで雨漏りを予防できます。

ベランダ

防水層の劣化や、ベランダの手すりの下の最上部の笠木の破損、コーキングの劣化などによって雨漏りが起こりやすくなります。

窓と外壁をつなぐコーキングが劣化することで雨水が侵入し、雨漏りが発生します。

コーキングの寿命は約5〜10年程度なので、こまめに工務店に依頼してコーキングの補修を受けるようにしましょう。

万が一雨漏りが発生したら

雨漏りの予兆

実際に雨水がポタポタ落ちてくるわけではないけど、
壁紙や天井にシミができている、壁紙が浮いてきた、カビくさい
などの症状が現れたら、雨漏りが発生していると考えていいでしょう。

雨漏りの初期症状は小さなもので、「このくらい」とそのまま放置してしまう方が多いですが、雨漏りは確実に広がっていきます。

雨漏りしたら、早急に工務店や雨漏り診断士在籍の業者に連絡して、雨漏り調査を受けるようにしましょう。

どこから雨漏りが発生しているのかを特定して、雨漏りの原因を解消してから壁髪や天井の補修工事を行います。
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雨漏り調査と費用

雨漏りが発生したら、1日放置するとその分大きく家の資産価値が下がると言われているので、定期的なメンテナンスを欠かさずに行い、万が一雨漏りが発生したら早急にプロに相談するようにしましょう。

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