分譲マンションで雨漏りが発生!原因は?修理費用は誰が負担するの?

マンションの雨漏りmini point

マンションと戸建てでは雨漏りの原因が異なる場合があります。

特に集合住宅であるマンションでは、人の過失で起こる雨漏りも視野に入れる必要がある他に、マンションだからこその水道管の構造も考慮する必要があります。

そこで今回は、マンションで雨漏りが発生する原因と、雨漏りが発生した場合誰が費用を負担するのかについて解説いたします。

マンション雨漏りが発生する原因は?

分譲マンションに限らず、集合住宅で雨漏りする原因はおおまかに分けて8つあります。

・外壁や屋根の劣化
・台風被害による損傷
・防水シートの劣化
・排水溝のつまり
・施工ミス
・セルフ工事や屋根への取り付け工事
・シーリングの剥がれや劣化
・住居人による水処理の失敗

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まず、戸建てと共通する雨漏りの原因と、マンションで起こる雨漏りの原因に分けて解説していきます。

戸建てと共通する雨漏りの原因


戸建てと共通する原因は、外壁や屋根の劣化・損傷によって、そこから雨水が侵入して住居内に雨漏りしてしまうことです。

雨風に直接さらされる外壁や屋根は、マンションの中でも特に劣化しやすい部分なので、特に台風などの自然災害時には雨漏りが発生しやすくなります。

またマンションの屋上にある排水溝がゴミやチリなどで詰まることでも、住居内の雨漏りの原因になります。

マンション屋上の防水シートが劣化していれば、さらに大規模な雨漏りの原因となる他、屋根材のひび割れが原因になっていることも珍しくありません。

マンションの雨漏りの原因


続いて戸建てとマンションで共通する雨漏りの原因は、窓枠や水道トラブルによる雨漏りです。

窓枠に隙間があれば、新築分譲マンションでも雨漏りが発生します。

窓枠と外壁の隙間を埋めるコーキング剤(シーリング材)が劣化してひび割れていれば、その隙間から雨水が侵入してくることもあります。

また、壁の中に通っている水道管に劣化や損傷があれば、そこから雨漏り被害に発展することもあります。

見えない部分なので、気づいたら雨漏り被害が拡大していたことも珍しくありません。

住人による被害もある

最後にマンションのような集合住宅では、上の階の住民の過失で雨漏りが起こることもあります。

例えば異物を排水管に流した場合や、使ってはいけない場所で水を使った場合、水を流しっぱなしにした場合などです。

分譲マンションで雨漏りが発生した場合の費用負担は誰がするの?

分譲マンションの場合、基本的には積立金から雨漏りの修繕や工事費用を捻出します。

しかし異物を排水管に流したなど明らかに個人の責任である場合は、住民が被害者に対して賠償する責任を負う場合もあります。

しかし分譲マンション入居時に火災保険に加入していれば、「個人賠償責任保険」によって補償される場合があります。

個人で加入していなくても、分譲マンションの管理組合が加入している場合があるので一度確認してみましょう。

分譲マンションでの雨漏りもスーパーホームレスキューへお電話下さい。

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