トタン屋根は耐用年数が短い？修理にかかる費用は？

少し前まで重宝されたトタン屋根は、度々台風でトタン屋根ごと飛ばされてしまうことがあります。

トタン屋根は、現在主流となっているガルバリウム鋼板などと比べると、耐用年数・耐久性ともに低いので、必要であれば修理を行うようにしましょう。

そこで今回は、トタン屋根の耐用年数について、修理費用の目安をご紹介いたします。

トタン屋根の耐用年数は10〜20年

現在はガルバリウム鋼板やスレート屋根が主流ですが、30〜40年前まではトタン屋根を選ぶことが多かったです。

トタン屋根は価格が安く、軽量、ゆるい勾配にも施工することができるというメリットがある一方で、錆びやすい、耐用年数が短いというデメリットがあります。

トタン屋根の場合は、表面の亜鉛が溶け出すことで屋根の穴あきを防ぐ効果がある一方で、鉄部分が露出するのでサビが発生しやすく、必要に応じて修理が必要です。

トタン屋根を使っている住宅は、築年数が経過している場合がほとんどです。

下地の木材が痩せてきていることも珍しくないので、打ち付けている杭が強風で抜けてしまいやすくなっている場合があります。

杭が緩くなっていると、強風でトタン屋根ごと飛ばされてしまうので、定期的なトタン屋根の修理やメンテナンスが必要になります。

他の屋根材と比べるとトタン屋根は耐用年数が10〜20年と短いので、屋根材の葺替えなど修理を検討するようにしましょう。

安価・軽量というメリットがある一方で、トタン屋根は耐用年数・耐久性ともに低いという大きなデメリットがあります。

大雨で雨漏りすることも多く、この場合早急にトタン屋根の雨漏り修理を行わないと、住宅のカビやコケ・シロアリ被害などの原因になります。

トタン屋根に雨漏りが発生した場合、以下の記事の手順でひとまず応急措置をして、雨漏り診断士が在籍している業者に依頼して雨漏りの原因を突き止めて修理する必要があります。
・雨漏りの応急処置方法～修理依頼までにすること4つ（太田市）

トタン屋根の修理には、研磨や塗装で部分できに修理する方法と、全面塗装や張り替え・カバー工法などで全体的に修理する方法があります。