大切なマイホームが雨漏りをしてしまうと、一刻もはやく修理してほしいと思うものです。
ですが、雨漏り修理は頻繁にすることがないため、どこに依頼するべきなのかを非常に迷われてしまうのではないでしょうか。
なぜなら、業者によって費用が大きく異なるからです。
そこで今回は、確実に適正価格でお願いするためにやるべきことをお伝えしますので、参考にしてみてください。
まずは雨漏り修理の費用相場について知っておこう!
雨漏り修理とひとくちにいっても、小さな修理から大きな工事までさまざまあります。
当然、工事内容によって金額が異なります。
費用 | 作業日数 | |
---|---|---|
コーキング修理 | 2千~6万 | 数時間 |
屋根差し替え | 2千~6万 | 1日程度 |
雨樋修理 | 2千~10万 | 1~2日 |
瓦交換 | 1万~10万 | 2~3日 |
屋根塗装 | 30~90万 | 4~5日 |
葺き替え | 50~200万 | 5~12日 |
カバー工法 | 70~150万 | 3~7日 |
コーキング修理
コーキングとは、屋根や外壁などにできる隙間を埋める充填剤のことを指します。
コーキングを施すことで、雨水の浸入を防いでくれるため、なくてはならない存在です。
そんなコーキングも5年から10年ほどで寿命を迎えるため、修理・補修をする必要があります。
コーキング修理の費用は、およそ2千円~6万円くらいが相場となっています。
屋根の差し替え
基本的に、屋根材は動かないようにしっかり固定されているものです。
ですが、台風や大雨、地震、経年劣化などさまざまな理由で屋根材がズレたり割れたりしてしまいます。
個別に屋根の差し替えだけで対応できる場合の費用は、およそ2千円~6万円程度が相場となっています。
雨どい修理
雨水を適切に流してくれるのが雨どいです。
雨どいも長いこと放置していると、ゴミや枯れ葉などがたまり、雨水が流れなくなってしまいます。
また、何らかの理由で雨どいが割れたりはずれたりする場合があります。
雨どい修理の費用は、およそ3千円~10万円程度が相場となっています。
瓦交換
日本の屋根と言えば、瓦ではないでしょうか。
そんな瓦も何らかの理由で、破損してしまうことがあります。
瓦のいちぶを交換するだけであれば、1万円~6万円程度の相場となっています。
ただし、屋根全体の修理となると費用感が随分異なります。
屋根塗装
屋根材にはいくつもの種類がありますが、そのなかでもスレートや金属屋根などには塗装が施されています。
屋根に塗装を施すことで外観をキレイに保ち、塗膜により屋根を保護してくれる役割があります。
屋根の広さや塗料によって費用はピンキリですが、30万円から90万円くらいの相場となっています。
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葺き替え
屋根の葺き替えとは簡単に言いますと、今ある屋根材をすべて取り除き、新たに屋根を設置する工事のことを指します。
ちょっとした屋根の修理ではなく大規模な工事となってしまうため、費用も時間もかかるという特徴があります。
ですが、もともとあった古い屋根をフルリニューアルするため、新築同様の屋根が完成します。
屋根葺き替え工事の相場は、50万円~200万円となっています。
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カバー工法
カバー工法とは葺き替えとは違い、今ある屋根材の上に新しい屋根材をかぶせる工事のことを指します。
屋根の状況によっては、葺き替えをしなければなりませんが、そうではない場合はカバー工法で対応できます。
基本的には、既存の屋根に新しい屋根をかぶせるため、葺き替えほど費用や時間がかからないという特徴があります。
カバー工法の相場は、70万円~150万円となっています。
今回お伝えした費用相場は、あくまで30坪程度の費用相場ですから、状況によっては前後しますので参考程度に知っておくといいでしょう。
工事にかかる費用の内訳
費用 | 作業日数 | |
---|---|---|
修理材料費 (内容により 異なる) | 5~40万 | – |
足場設置・撤去 (大掛かりな 工事を要する時) | 無い場合は0 | 1日程度 |
損傷個所除去 (廃棄費用込み) | 無い場合は0 | 1~2日 |
下地工事 (修繕・交換) | 無い場合は0 | 2~3日 |
防水 (ルーフィング) | 不必要な場合は0 | 1~2日 |
特殊部分の工事 (鬼瓦や天窓 など特殊部分) | 無い場合は0 | 1~2日 |
運搬・その他 | 無い場合は0 | 1日 |
安全に雨漏り修理を依頼するためには
雨漏り修理をしようと思った場合、近くの業者に問い合わせをして適正な価格で対応してくれれば何の問題もありません。
ですが、雨漏り修理でも悪徳や優良業者に分かれるため、何も知らずに問い合わせをすると損する可能性があります。
ここからは雨漏り修理を適正費用で安全に依頼するためには、何をするべきなのかをお伝えします。
資格がある業者を選ぶ
もし、なんらかのサービスを利用する際に、その分野の資格を持っている業者と持っていない業者であれば、どちらにお願いをしたいでしょうか。
ほとんどの人は、資格を持っている業者を選ぶはずです。
屋根に関連する資格を持っている業者であれば、一定の知識を持っている証拠ですから、安心して相談できるのではないでしょうか。
なるべく訪問販売業者は避ける
普通に生活をしていると、何らかしらの訪問販売業者が自宅に営業しにくることがあるはずです。
偶然、雨漏りが気になっていたときに訪問してくれたら、問い合わせをする手間が省けたと思い、ついつい話を聞いてしまうことでしょう。
しかし、訪問販売業者には、少なからず悪徳が存在しているためなるべく避けるべきと言えます。
もちろん、すべての訪問販売業者がダメなわけではありませんが、上手い話には裏があると思い構えておくといいでしょう。
地域密着対応している業者を選ぶ
雨漏りは緊急性が高いトラブルのため、少しでもはやく解決したいと思うものです。
ですが、すぐに駆けつけてくれない業者であればストレスでしかありません。
地域密着対応している業者であれば、問い合わせから最短で駆けつけてくれるというメリットがあります。
ホームページをチェックしておく
今はどこの雨漏り修理業者も、自社ホームページを持っています。
ホームページを見れば、どういう業務内容でどういう料金なのかを一目で分かることでしょう。
もし、業務内容や料金がわかりづらかったり、更新されていなかったりするような古いホームページなら、問い合わせは避けるべきと言えます。
なぜなら、古いホームページの場合はそもそも営業していない可能性がありますし、業務内容や料金が分からないほど怖いものはありません。
少しでも雨漏り修理を安くするためのポイント
では、もし少しでも安く雨漏り修理を依頼したい、と思ったときにどういうことをすればいいのでしょうか。
相見積もりをとる
1社だけに問い合わせをした場合、その業者が提示してきた金額は適正価格かどうかが分からないものです。
そこで、複数社に見積もりをとるというわけです。
当然、複数社に見積もりをとればある程度の費用感がつかめるはずです。
たとえば、A社は100万円、B社は90万円、C社は120万円の見積もりがあれば、A社とB社で比較検討をすることでしょう。
最初からC社だけに問い合わせをして、即決した場合、かなりの損をしてしまいます。
もちろん、安さだけを見ると手抜き工事をされたり対応が悪かったりする可能性があるため、注意しましょう。
火災保険を利用する
実は雨漏り修理には、火災保険が利用できる可能性があるということをご存知でしたでしょうか。
たとえば、火災保険の条件に風災や雪災、雹災、地震などに対応しているようであれば、保険で修理できます。
つまり、地震により屋根や外壁にヒビが入ったり、雹により屋根に穴が開いたりなどは、火災保険が適用される可能性があります。
ただし、すべての雨漏り修理に火災保険が適用できるわけではありませんので、保険や条件等については業者に確認しておくことをおすすめします。
雨漏り修理の費用のことなら「スーパーホームレスキュー」へ
もし、雨漏り修理の費用のことでお悩みなら、スーパーホームレスキューへお任せください。
当社では、高額になりがちな雨漏り修理が火災保険の適用により0円で提供しております。
まずは、お電話にてご相談いただいたうえで診断を行い、ご案内いたします。
雨漏り修理や火災保険に関するご質問やご相談も受付ておりますので、気軽にお問い合わせください。
雨漏り修理費用のまとめ
雨漏り修理を業者に依頼する際、少しでも安く安全にお願いしたいと思うものです。
ですから、問い合わせをする前に雨漏り修理に関連する費用をあらかじめ知っておけば、騙されることはありません。
また、相見積もりや火災保険を活用することで、さらにオトクに雨漏り修理ができることでしょう。