家の修理をしてもらう時に、気になるのが修理箇所ですよね。
「この箇所はもう古いから、交換しておきましょう」
と言われ、業者さんの言うまま素直に従ってしまう方もいらっしゃいます。
壊れていない、破損していないのに、どうして修理しなくちゃいけないの?
と思いつつも、そういうものなのか、と了承する前に、ご一読下さい。
耐用年数はあくまでも目安
一般的な耐用年数は以下の通りと言われています。
耐用年数 | 費用の目安 | |
---|---|---|
外壁 (種類により 異なる) | 10~20年 | 200万程度 |
シーリング | 5~10年 | 5~20万程度 |
鉄部 木材塗装 | 5~10年 | 30万前後 |
瓦屋根修理 葺き替え | 10~20年 | 100~300万程度 |
防水 (ルーフィング) | 5~10年 | 5~30万程度 |
白アリ対策 | 5年 | 20~50万程度 |
クロスの張替え | 10年 | 30万程度 |
※目安であり、種類や広さにより異なります
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家を建てて10年。
耐用年数を目安として上記の全て修理をしていると、お金がいくらあっても足りません。
本当に必要ではない工事を、焦ってする必要はございませんのでご安心下さい。
交換修理させたい業者の言い分
業者から交換を勧められる時に、一番多く使用される文言は
「破損してから修理をすると、ものすごく費用がかかります。ですから、何かが起こる前に交換をしておいた方が、結果としてお安くすみますよ」
というセリフです。
確かに一理あります。
実際に被害が拡大してからの修理となると、あちらこちらに被害が広がっている場合もあり、修理額が膨大な額となる事もございます。
ですが、耐用年数はあくまでも安全安心に使用できる目安であり、その年数が経過したとたん、被害が始まるものではありません。
耐用年数は家の種類により変わってくる
また、家の構造や種類、建て方により、様々な個所の耐久性が異なってまいります。
例えば家の軒です。
建築コストの削減や、住宅密集問題により、軒(のき)が短い住宅が増えています。
また、海外建築の影響により、欧米風の軒が0である住宅も増えてきています。
この軒が大きいか小さいかにより、経年劣化の進行が大きく変わってくるのです。
日本古来より建てられてきた住宅は、とても軒が長く大きいものとなっています。
その理由は、日本の雨問題。
長雨が続き、頻繁に台風のくる日本では、雨風の被害をまともに住宅が受けてしまわないよう、軒が深く広く作られています。
ですが、滅多に長雨や台風の来ない海外建築を模して建てた住宅では、軒が極端になく、雨水が壁や窓に直接打ち付ける頻度が高くなります。
当然、劣化の速度は早まります。
シーリングの劣化が早まり、壁や窓の境目部分から雨水が入り込む原因にもなります。
また、外壁も雨水に打たれっぱなしになるので、劣化が早まり、メンテナンス周期を早める結果になります。
被害の早期発見が一番のコスト削減
×壊れていない箇所を修理
×被害が出てから修理
〇築10年以上なら、年に1度は無料点検を受ける
コストを抑え、家を長く保つには、破損の始まりを早期に見つける事が重要です。
当社では、お客様の負担を最大限減らせるよう、定期的な点検を無料(遠方の場合は要相談)で行わせて頂いております。
年1度の点検をする最大のメリット
年1度の点検をする最大のメリットは、保険を使用できる可能性が高くなる、ということです。
保険とは、家を購入時に必ず入ることになっている火災保険。
加入内容にもよりますが、雨漏りや外壁の損傷の多くは、雨や台風が原因です。
自然界の影響で被害をうけた場合、この保険で修理することが可能となります。
また、台風や雨風の被害を受け、3年以内に申請しなくてはならない、という決まりがあるので、年に1度の点検をすることにより、この保険申請が可能となる確率がかなり上昇いたします。
昨年は何ともなかった箇所が、損傷している。
原因は数か月前の大型台風によるものと考えられる
↓
被害箇所の写真を撮影し、保険会社へ申請
(お客様自身による申請・無償でサポートします)
↓
認定され見舞金が振り込まれる
↓
見舞金の範囲で修理
保険の使用は、保険料を支払っている加入者(お客様)の権利です。
遠慮せずしっかりと申請をして下さい。
無駄な修理をしないスーパーホームレスキュー
壊れた箇所だけピンポイント修理のスーパーホームレスキューは、安心の修理保証付き。
何度も繰り返す雨漏りや、中々直らない修理にイライラする必要はなくなります。
また、見積内容にご納得を頂けてからの修理となりますので、後から費用が上乗せ請求されてしまう!なんて心配もございません。